KASSEL JAEGER による記憶の痕跡が生み出す心象風景のようなエレクトロアコースティック・アルバム『Shifted in Dreams』が Shelter Press より

KASSEL JAEGER / Shifted in Dreams (LP)

KASSEL JAEGER による記憶の痕跡が生み出す心象風景のようなエレクトロアコースティック・アルバム『Shifted in Dreams』。Shelter Press よりヴァイナル・リリース。

KASSEL JAEGER の『Shifted in Dreams』。パリを拠点とするフランスの作曲家で、INA GRM のディレクターでもある François J. Bonnet のプロジェクト KASSEL JAEGER のソロ・アルバム『Shifted in Dreams』が再び Shelter Press よりヴァイナル・リリース。 本作『Shifted in Dreams』は、ミュージック・コンクレートのアプローチに従い、微細な編集と非同期ループを介して、即興演奏からフィールド・レコーディングまでシームレスに移行しながら、幅広い楽器とテクニックを探求した作品となっています。ARP 2500 シンセサイザー、オルガンのアコースティック・ドローン、モジュラーシンセの複雑なパッチングなどにより形成された、輪郭はぼやけ、霧に溺れ、不確かな影のようにシルエットが彼方に形成される、記憶の痕跡が生み出す心象風景のようなエレクトロアコースティック作品。これは傑作です。 KASSEL JAEGER は、Stephen O’Malley、Oren Ambarchi、Jim O’Rourke などのアーティストとコラボレーションしており、彼の最近の作品のほとんどは Editions Mego によってリリースされています。 Tracklist 1. Shifted in Dreams / 2. Barca Solare / 3. Dissipation of Light / 4. Gullintoppa / 5. Sôlên I / 6. Allee des Brouillards / 7. Carcosan Cycles

¥3990-

JAPAN BLUES 6年ぶりとなる待望のセカンド・アルバム『Japan Blues Meets The Dengie Hundred』が DDS レーベルよりリリース

JAPAN BLUES / Japan Blues Meets The Dengie Hundred (LP Orange Vinyl)

JAPAN BLUES 6年ぶりとなる待望のセカンド・アルバム『Japan Blues Meets The Dengie Hundred』が DDS レーベルよりリリース。

JAPAN BLUES の『Japan Blues Meets The Dengie Hundred』。Howard Williams のプロジェクト JAPAN BLUES 待望のセカンド・アルバム『Japan Blues Meets The Dengie Hundred』が 、Demdike Stare の主宰するレーベル DDS レーベルよりリリース。「さざんかの宿」のカラオケ (?) から始まる本作は、津軽三味線、北海盆唄、島原の子守唄、そして祭囃子や盆踊りのリズムに、Howard Williams が日本各地で録音したフィールド音を溶け合わせ、どこの世界でもない幻世を映し出します。全ての輪郭が次第に滲み溶け出す幽玄なミュージック・コンクレート作品。 500枚限定オレンジ・ヴァイナル仕様。 Tracklist A1. Sazanka, Hokkai Bon Uta 9:19 A2. Tsugaru Aya Bushi 10:51
試聴用映像
B. Soran, AIzu Bandai-San, Shimabara Lullaby 21:04

¥4680-

AOYAMA YASUTOMO / Sendai-Collection 2023

青山泰知が写真展「仙台コレクション 2001-2022」内に設置されたスライドショーのために制作したサウンドトラック。自身によるフィールド録音の他、展示に参加している写真家達にもボイスメモなどで無作為に環境音を採取してもらい、それらの些細な情景を伴った音の欠片 (風景の欠片) と共に新たな風景へ繋げようと試みた30分強のサウンドトラック。会場内で延々ループ再生されることを前提に制作されているため、基本的に始まりも終わりもないものとして構成されています。可能であればループ再生しお聴きください。

アンダーグラウンドなサウンド・エクスプローラー JAN BRUYNDONCKX の、ミュージック・コンクレート、サウンド・コラージュ作品をコンパイルしたアルバム『Rails And Other Tracks』

JAN BRUYNDONCKX / Rails And Other Tracks (LP)

アンダーグラウンドなサウンド・エクスプローラー JAN BRUYNDONCKX の、ミュージック・コンクレート、サウンド・コラージュ作品をコンパイルしたアルバム『Rails And Other Tracks』。

JAN BRUYNDONCKX の『Rails And Other Tracks』。ベルギーのアンダーグラウンドなサウンド・エクスプローラー JAN BRUYNDONCKX (1926-1999) の、1958年から1965年の間に彼のプライベートスタジオで録音されたミュージック・コンクレート、サウンド・コラージュ作品をコンパイルした初のアルバム『Rails And Other Tracks』。映画やドキュメンタリーのための作品も含まれています。 WOLF VOSTELL、NAM JUNE PAIK、RAINER RIEHN が好きな人はお聴き逃しなく。 Tracklist 1. Rails 08:28 / 2. Diamant 10:38 / 3. Amen 04:32 / 4. Untitled 04:02 / 5. Evanaaste 08:49 / 6. Variaties 02:19 / 7. De Geometrische Eend 05:55

¥3150-

AKOS ROZMANN の1989年から2004年の間に制作された12のエレクトロ・アコースティック作品を7枚のCDに納めたボックス『Mass / Massa』

AKOS ROZMANN / Mass / Mässa (1988 - 2004) (7CD box)

AKOS ROZMANN の1989年から2004年の間に制作された12のエレクトロ・アコースティック『Mass / Mässa』。

AKOS ROZMANN の『Mass / Mässa (1988 - 2004)』。Ákos Rózmann の『Mass / Massa (1988 - 2004)』は、1989年から2004年の間に自身のスタジオとストックホルムの EMS で制作された12のエレクトロアコースティック・コンポジションで構成された7時間に及ぶ長編作品。 ローマ・カトリック教会のミサにおける「キリエ - kyrie」(あわれみの賛歌)、「グローリア - gloria」(栄光の賛歌) に対する、AKOS ROZMANN 独自の視点により創り上げられた巨大なフレスコ画とも言える圧巻の作品。現代音楽からコアなノイズ・ファンにまで激しくお薦めする7枚組ボックス。 1970年代後半からストックホルムで実験的な電子音楽を制作してきたオルガン奏者 Ákos Rózmann。元々はストックホルムにあるカトリック大聖堂のオルガン奏者として長年働いていた彼は、Pierre Henry に強い影響を受けて電子音楽の世界へと傾倒し、初期のいくつかの作品を除き、エレクトロアコースティック作品のみを作曲しています。 EDITIONS MEGO 傘下で、Stephen O’Malley が監修するレーベル Ideologic Organ から。 Composed & produced by Ákos Rózmann Project concept, curation & art direction: Stephen O’Malley Ákos Rózmann archivist: Mats Lindström Ears and eyes on the project: Mats Erlandsson Project consultation: Viveca Servatius Mastering by Stephan Mattieu / Schwebung Spring 2021 Booklets design: Lasse Marhaug Artwork: Hilma af Klint, courtesy of the Hilma af Klint Foundation Hardcover slipcase with a pull ribbon, incl. 12 and 20 pages booklets Tracklisting Disc 1 1. Kyrie eleison / Orgelstycke IV 30' 14'' / 2. Gloria I / Orgelstycke V 26' 50'' / 3. Gloria I / Orgelstycke VI (Nocturne i silver och dans) 17' 06'' Disc 2 1. Intermezzo 13' 45'' / 2. Gloria I (continued) / Orgelstycke VII/1 57' 58'' Disc 3 1. Gloria I (continued) / Orgelstycke VII/2 43' 30'' Disc 4 1. Gloria I (continued) / Orgelstycke VII/3 60' 50'' Disc 5 1. Gloria II / Domine Deus 58' 05'' Disc 6 1. Gloria III / Del 1 19' 33'' / 2. Gloria III / Del 2 17' 07'' / 3. Gloria III / Del 2 31' 23'' Disc 7 1. Gloria IV 70' 15''

¥7290-

JAN JELINEK によるアルバム『The Raw and the Cooked』

JAN JELINEK / The Raw and the Cooked (LP)

マテリアル変換のプロセスをキャプチャした、JAN JELINEK によるミュージック・コンクレート作品『The Raw and the Cooked』。

JAN JELINEK の『The Raw and the Cooked』。JAN JELINEK がドイツのラジオ・ネットワーク SWR2 からの依頼で制作したラジオ・ドラマ「Vom Rohen und Gekochten」のアルバム・バージョンとしてリリースされたのが本作『The Raw and the Cooked』。ガラスの粉砕、金属を曲げる、木を燃やす様子などを観察し、マテリアル変換のプロセスをサウンドとしてキャプチャし、それら素材の一貫性とその可変性を5つのサウンドコラージュにまとめたものがこのアルバムです。固体、皮を削ぐ、沸騰する、粉末となる、液状化する、壊れる、折りたたまれるなど、常に外部エネルギーに対応して状態が変化する様を捉えたミュージック・コンクレート。 Tracklist 1. The Raw and The Cooked (Zwischen/Raum) 13' 54'' / 2. The Raw and The Cooked (II) 6' 26'' / 3. The Raw and The Cooked (V) 5' 57'' / 4. The Raw and The Cooked (IV) 5' 56'' / 5. The Raw and The Cooked (III) 6' 50''

¥2890-

PIERRE HENRY による美術家 Jacques Villeglé へのトリビュート作品『Un Monde Lacere』

PIERRE HENRY / Un Monde Lacere (LP)

PIERRE HENRY による美術家 Jacques Villeglé へのトリビュート作品『Un Monde Lacere』。

PIERRE HENRY による『Un Monde Lacere』。ミュージックコンクレートの生みの親とも言われる Pierre Schaeffer の弟子にあたり共に活動を行ってもいた、ミュージックコンクレートの重要人物 PIERRE HENRY の未発表作品で、切り裂かれたポスターなどを使ったみくすミクストメディアによるコラージュ作品で知られる美術家 Jacques Villeglé へのトリビュート作品『Un Monde Lacere』が、フランスの Transversales Disques よりリリース。コラージュ的に構成されたミュージック・コンクレート。とても面白い作品です。 Tracklist: A1. Un monde lacere - Part 1 - 22'49" B1. Un monde lacere - Part 2 - 23'22"

¥3650-

現代美術家 MARK LECKEY による悪夢のミュージック・コンクレート作品『In This Lingering Twilight Sparkle』

MARK LECKEY / In This Lingering Twilight Sparkle (LP)

現代美術家 MARK LECKEY の頭から離れることのない悪夢のミュージック・コンクレート作品『In This Lingering Twilight Sparkle』。

MARK LECKEY の『In This Lingering Twilight Sparkle』。ターナー賞も受賞するUK現代美術家、映像作家、音楽家 MARK LECKEY の2020年にカセットテープでリリースされたコラージュ作品『In This Lingering Twilight Sparkle』がヴァイナル・リリース。The Death Of Rave から2012年にリリースされた「Fiorucci Made Me Hardcore」の続編とも言えるアルバム『In This Lingering Twilight Sparkle』が Boomkat Editions より。 拾い集めたフィールド音、話し言葉、YouTube のセッション、オーディオ日記、おとぎ話の民話、iMessageの通知、幻覚的ミックステープのように解体された曲などで構成された、ファンタジーの旅行記のようにつなぎ合わされゴシックホラーも融合した、頭から離れることのない悪夢のミュージック・コンクレート。 限定ピンク・ヴァイナル仕様。 Tracklist A. In This Lingering Twilight Sparkle Side A 16:05 B. In This Lingering Twilight Sparkle Side B 16:08

¥3490-